スタート
アラビア半島で610年にムハンマドが始めました。ムハンマドの出生地である「メッカ」が聖地です。http://www12.plala.or.jp/rekisi/isuramu.html
メッカは、歴史的交易ルートであるシルクロード上にある「ササン朝ペルシア」と「ビザンツ帝国(東ローマ)」の抗争が激しくなったため、新たにとられた迂回路=海(紅海)を通るルートの「中継地」として発展した街です。
- ムハンマドは商人の一族。
- 隊商を組んでシリアまで交易にいっていた。
- シリアでユダヤ教やキリスト教を知ったといわれている。
- メッカは商業的に成功するが、貧富の差が生じており、それにムハンマドは不満があった。
- そのため、最高神アッラーの前では皆「平等」という教えが取られている。
- ヒラー山で瞑想していた時に、天使ガブリエルから天啓を受ける。
コーラン
コーランとは「声に出して読むべきもの」という意味。当時読み書きができる人がほとんどおらず、ムハンマドが天啓を信者に肉声で伝えていたため。
スンナ派とシーア派(含:ワッハーブ派)
http://diamond.jp/articles/-/55770
ムハンマドの死後、誰がイスラム教を引っ張っていくべきか意見が割れた。
- ムハンマドの子供がなるべき→シーア派
- イスラム共同体が選ぶ人間がなるべき→スンナ派
「血筋に関係なく、コーランやハディース(ムハンマドの言行録)に書いてあることや、イスラムの慣習——これをスンナと言います——を守っていくことが大事だ」と考える人たちは、別のカリフを選びます。この人たちが「スンナ派」と呼ばれるようになります。
http://www.academyhills.com/note/opinion/12091004ArabIkegami.html
なぜシーア派とスンナ派は仲が悪いのか?
また後で
ジハードとは
聖戦と訳されるが、本来は「努力」のことを指す。イスラム教を信じ、神に帰依するために努力すること。
イスラム教徒の土地に異教徒が攻めてきて土地がなくなればイスラム教を信じたり広めたりすることができなくなる。それを防ぐために努力する=戦う=聖戦、ということになっている。