「いき」の構造 / 九鬼 周造 (1930)
http://www.amazon.co.jp/dp/4003314611
ドイツに留学、帰国後、1930年【「いき」の構造】で日本の美しさ「いき」を説明する。
九鬼の出生と「いき」の関連
九鬼は父は官僚、母は芸者で、岡倉天心との不倫をしている。ちょうど本人誕生の前後であったため、自分の出世に不安がある。自分の存在の曖昧なそのものの肯定でもある。
その後京都帝大の教授となり、芸者と結婚している。
「いき」= 失ってわかる美しさ
- 「媚態」= 異性に対する媚態。近づきすぎてもだめ、近づきすぎると失われる。
- 「意気地」= 覚悟。自分の意志をあくまで通そうとする気構え。
- 「諦め」= 遊女である以上、思いを遂げることは叶わない。
遊女のスタイルを反映している。面長、薄化粧、着崩した着物、儚さ。
「いき」と女子高生
- 激オコプンプン丸等、言葉のセンスの鋭さ
- 旬の短さ(期限付きの)